【メッセージ】新型コロナウィルス対策とアースについて

当協会のWEBサイトをご覧いただき誠にありがとうございます。

コロナ禍の折、日常生活の変容に戸惑いと不安を感じていらっしゃる方々も多いことと思います。

この度、当協会理事の丸山修寛治先生(丸山アレルギークリニック院長)より、電磁波測定士の皆様、そして日頃からアーシングに関心を寄せていらっしゃる皆様に向けて、「新型コロナウィルス感染症対策とアースについて」というテーマで、とても興味深いコメントを頂戴いたしました。

是非ともご一読いただけると幸いです!!

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『新型コロナウイルス対策とアースについて』

新型コロナウイルス感染予防対策として、様々な方法が模索され、実践されている中で、手指消毒、マスクの着用、そしてソーシャルディスタンスをしっかりとるということは、周知の通りですが、自分が注意をしても、室内におけるウイルス対策という点では、頻繁な換気ということ以外は、有効な指導並びに明確な対策提案がなされていないのが現状と考えられます。

しかしながら、寒いいまの季節は、換気をするにも限界があり、常に意識をしなければならず、大きなストレスがかかってくることが想定されます。

各電機メーカーはこぞって空気清浄機の機能を謡いオフィスや療院施設などへ提案を行っており、関係省庁からの助成金のサポートを進めています。

例えば、空気中にイオンを大量放出することによって、SARSコロナウイルスと同じコロナウイルス科に属するネココロナウイルスの不活化を目的としたものや、オゾンガスを発生させてウイルスの繁殖を防ぐというものが多くを占めていますが、オゾンには残留性が無く、酸素に戻って完全無害化され、その効果や安全性の高さからオゾンは厚生労働省が定める食品添加物に認められており、酸化力が強いため、高濃度のオゾンに曝露されると、身体への悪影響も懸念されます。

まずは、ウイルスを室内に持ち込まないことですが、目に見えないため、手指消毒を行っても、既に感染していると室内にそのウイルスが存在します。

乾燥する冬に発生しやすい静電気は、こうした空気中のウイルスの身体への吸着を誘発し、引き寄せる効果をもたらしてしまいます。

 

そうした静電気への対策として有効な方法が、アース(接地)です。

 

アース付きコンセントは冷蔵庫や洗濯機置き場などでよく見られますが、パソコンの取扱説明書にもアースをして使うよう注意書きがあることはあまり知られていません。感電防止を目的とする冷蔵庫や洗濯機とは違って、パソコンのアースは交流の電気を使うことにより、電磁波による静電気をも誘発し、空気中の浮遊塵埃(ホコリ)が集まり、故障や誤作動を起こすリスクを下げる目的があり、実際、パソコンの電源プラグにはアース端子が付属しています。

パソコンに集まるホコリは、そこに触れている人体にも付着しますが、パソコンをアースすると、人体への付着を防ぐことが、実験(新日本空調による検査)によって実証されています。

乾燥し静電気が発生しやすいこれからの季節のウイルス対策として、アースを推奨いたします。

お住まいのコンセントがアース仕様になっていなくても、簡単にアースをすることができます。

アースについてのご相談は、私が理事を務めております社団法人日本電磁波協会所属の電磁波測定士まで、お気軽にお寄せください。

 

2021年2月1日

丸山 修寛