令和4年度 EMFA総会
[第一部]
代表理事挨拶 / EMFA活動報告 / 表彰式
去る令和5年3月21日、東京国際フォーラムにおいて、当協会の『令和4年度定時総会』が厳かにもアットホームな雰囲気に包まれた中、盛会に開催されました。
ホリスティックなものの見方を!
総会第一部:代表理事挨拶では、当協会の理事長でありバウビオロギー(建築生物学・生態学)領域研究の第一人者である、石川恒夫よりご挨拶を頂戴しました。
また合わせて、日本バウビオロギー研究会における最新活動指針である『バウビオロギー・アジェンダ2025』に関する情報共有とバウビオロギーの新たなビジョンと目標について訓話があり、「人間の体と心、そして環境等のすべてに関われる医療へ」という視点で、ホリスティックに新たな考えをもって行動するパラダイムシフトの重要性を力説いただきました。
出会い・繋がり・深まり
また、令和4年度活動報告では、理事の島内大介より『協会マニフェスト』の掲出をはじめとするEMFAの活動成果や、協会会員である電磁波測定士の皆さまの活動をより盛り上げるための取り組みについて報告がありました。
特に、コロナ禍を契機に月例開催されている「ZOOMミーティング」などの取り組みが回を重ねるごとに定着しつつあり、測定士会員の皆さまの新たな気づきの場として有意義な活動になっている。今後は、Face2Faceのリアルな勉強会活動と合わせて、測定士会員同士の横の繋がりがより深まることを期待している。とありました。
令和4年度MVPは、2名。
続いて執り行われた表彰式では、令和4年度における電磁波測定士活動の中で目覚ましい功績のあった方々を讃え、表彰発表の場がございました。
受賞者の中には、驚きを隠せない表情の方々も多い中、今後の活動の糧として測定士活動に邁進する意気込みを熱くコメントする受賞者もございました。
■各賞ならびに受賞者は以下のとおり
- 特別情熱賞(2名) 岡田栄治さん・臼井崇来人さん
- セミナー優秀賞(2名) 鈴木友恵さん・鮫島寛行さん
- 測定実績No.1賞(1名) 川下剛史さん
- 新人賞(1名) 井口哲一さん
- MVP賞(2名) 角屋敷浩太さん・東八栄子さん
[第二部]
基調講演 / 実験演習
[がんこ本舗]のきむちんによる『エコよりもニコっないい話』
総会第二部では、すすぎ知らずの洗濯用洗剤「海へ…」で各種メディアでも登場されてている「有限会社がんこ本舗 代表取締役)木村正宏」氏より、フリートーク講演がありました。
がんこ本舗の代表として、研究者として、商品開発に関する想いやエコロジー領域にかける情熱の一端を、笑いも交えながら語りすすんでいく中、視座に富んだ気づきも多くあり、会場に集った多くの人々を圧倒的なパワーで包みこむような空気感が漂っていました。
『サンダーロン®』の凄さが解る
続いて実験演習では、有機導電性繊維「サンダーロン®」の科学実験ショーとして「日本蚕毛染色株式会社 機能繊維営業部)和島恭士郎」氏にご登壇いただきました。
「静電気障害とサンダーロン®」に関する概説のパートでは、日頃の活動で見聞きしていた「サンダーロン®」の原理や論理的解説を、じっとメモする参加者もあり、関心の高さが伺えました。そして、会場に特別にもちこまれた実験器具を使ってのデモンストレーションでは、サンダーロン®の静電気除電パワーを間近に目視することができ、場内から感嘆の声が多くあがっていました。
[第三部]
令和5年度 活動方針発表
スローガンは「決然」
総会第三部では、協会専務理事の土田直樹より、令和5年度の協会活動方針説明がありました。
プレゼンの冒頭、日頃から協会に賛同し・理解し・応援していただいている電磁波測定士の皆さんに向けた感謝の想いが述べられた後、「今日から簡単にできる電磁波対策の第一歩=KKDDD」のフレーズを用いて、電磁波対策の基本的な方法が、①距離をとる・②コンセントを抜く・③アースをとるの3つに集約されることを確認の意味も込めて、あらためて解説がありました。
そして「ストレスとどう向き合っていくのか?」「電磁波とどうつきあっていくのか?」その適切な解を持っている人々こそが電磁波測定士である。と締めの挨拶がございました。
EMFA分科会始動!
総会最後のパートでは、令和5年度から主として3つの分科会活動が始動することが土田専務理事より報告があり、EMFA認定インストラクター諸氏とともに、分科会リーダーの紹介がありました。
分科会活動については、①メディカル分科会・②建築分科会・③電気分科会が設定され、各分野で専門的知見のあるリーダーが選任され、今後の課題や意気込みについて報告がございました。
また、登壇したインストラクター全員による「インストラクターズTALK」では、コロナ禍で鬱々としていた空気が世の中に漂ってきたが、今こそ「電磁波測定士としての真価が問われる」と、おひとりおひとりから今後の活動指針が語られるシーンがありました。
[総括]